サポート型相談所の上手なお見合い法

2014年10月10日 2024年1月7日

武市潔

サポート型相談所で婚活をする場合、いくつか注意点があります。
例えばお見合いの結果報告は自分が所属している相談所の人に伝えるわけですが、
その際に、相手の方がどのような人だったか等も伝えることは多いものです。
縁マリッジ同士のお見合いであれば、お二人共に私らがお聞きするのですが、
仲人と仲人が縁を紡ぐ場合は、それぞれの仲人（アドバイザー）に報告する事もあります。
一見、面倒くさいようなシステムですが二人の間に「人」がいるこそ安心婚活が出来るのです。

お見合い後も、そしてお付き合いの中止の際も私共が間に入る安心のシステムなのです。
それでは注意点とは何なのか？
例えば、お見合いの時にお相手が自分が想像していたお写真の雰囲気とは違っていたとします。
「あー、今日はハズレだ。思っていたイメージとは違う、残念」と思うのはしょうがないですが、
そこで「相手から気に入られても、どうせ断るんだから今日は嫌われるようにしよう」と思い、
つまんない態度や、シラケタ雰囲気で時間を潰すような態度でお見合いをしたりすると・・・・。

当然、お見合いの結果はお互いに「ＮＯ」になるわけですが、それだけではありませんよね。
「やる気が無さそうな人」「とても失礼な人でした」「目も合わそうとしなかった」・・・。
そのような報告も当たり前ですが、気分を害した方の会員さんは報告することもあると思います。
というよりも私はそのような思いをした時は是非教えて欲しいと思っています。
お見合いうんねんよりも、社会人としての礼儀やマナーがなっていないわけですからね～。
相手のモチベーション（やる気）を削ぐような方には次の方を紹介したく無くなるのも人情です。

「会員さんを守る」ことはサポート型の相談所の一番大切な心構えであり、それが仕事でもあります。
相手が自分の思った雰囲気とは違ったとしても今日は違うかなぁとお見合い時に思ったとしても
「一期一会」の気持ちでお見合いを楽しんで欲しいと思うのです。そうすることで、例え
「結婚というご縁」が今回のお見合いでは無かったとしても次に繋がる事は多いにあるわけです。
それは「良い人だった」「感じが良い人だった」という報告もちゃんと仲人に伝わるからです。
お見合いだけで終わってしまう場合でも「良い報告」「悪い報告」は伝わる事は多々あるのです。
そこがネット婚や大手のシステムとは、最も違う「人が間に入る」仲人システムなのです。

あまり良くない報告がお見合い後にある人には「次の紹介など」は、中々来にくいでしょうね～。
逆にお見合い後、お付き合いになる・ならないは別で、毎回爽やかな報告がある方は如何でしょう。
そのような方でしたら、どんどん紹介もしたくなるし、また推薦もしたくなりますよね～。
仲人という「人が間にいる」システムは、そこが「旅の恥はかき捨て」のような婚活と違う点です。
ひとつひとつの出会い（お見合い）が、繋がっていくこともあるのが「縁の不思議」なのです。
無駄な出会いは無いと、この仕事をしているとよく思うのですが、そういう事なのです。

たった一人と出会う為に婚活をしているのですから、お断りしたりされたりはしょうがありません。
しかし相手のモチベーションを下げる婚活をしたり、その場限りの婚活はしない方が良いです。
結婚という縁がない相手にも「お互い頑張ろう」とエールを送るようなお見合いをして欲しいです。
そうやってお相手の幸せを願うようになると、不思議なことに自分にも幸せが訪れるようになる。
相談所の婚活では仲人さんをも味方にするような「お見合い」を心がけると良縁が近づきますよ！

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