「結婚を意識した出会い」に向かう準備が大切です！

2015年1月30日 2023年11月10日

武市潔

「どこか悪い点があるようだったら直しますので教えてくれませんか」
お見合い後、うまく先に繋がらなかった際に会員の皆さんからたまに質問を受けます。
これだけは伝えた方がいいかな？と思う点は出来るだけ優しく伝えるようにしますが、
案外「これだ！」という理由が無かったりする事は多いものです。
突き詰めてあえて答えを出すと「なんとなく違うようで・・・」という断りも多いものです。
これはもう好みの問題だったり気が合うとか合わないとかもありますからね。

「おしゃべりな人」を苦手な人もいれば、全く逆に好きな人もいるでしょうし、
「無口な人」が苦手な人もいれば、居心地が良くてとても落ち着くと思う人もいるでしょう。
「ハッキリしない人」が好みのタイプに出会えば「ハッキリした人」になる事もあります（笑）
誰とでもいいから結婚するということではありませんから無理して合わせる必要はありませんし、
お互いに「いい人同士」の出会いでもうまくいかない時は多々あるのが結婚です。
そこに理由を求めても却って疲れてしまうだけなので気持ちを切り換えるだけでＯＫなのです。

大切なのは「結婚を意識した出会い」という土俵に上がる資格（準備）があるかどうか？です。
結婚相談所は「良い人と出会えれば結婚したい」と願う真剣な大人の集まりでなくてはいけません。
そのような真剣な場にふさわしい心構えでお見合を迎えていることはできているか？どうか
大人として常識のある言動や行動、活動する上でのマナーや礼儀などは足りているかどうか。
そこの部分、恋愛の前の部分の常識やマナーがおろそかであれば先には絶対に進みません。
その部分が欠如していたり無意識で至らない状態だと、どんな恋愛テクニックを覚えても無理です。

初対面の人と会う時って、常識や文化等が通じあって初めて何となく落ち着きますよね。
以下の様な方々はそう滅多にはいないとは思いますが、もしいたらどうでしょうか？
「こんにちは」を言わない・・・とか。自分勝手に自分のだけ飲み物を注文する・・・とか。
会話の最中に目を見ない・・・とか、笑わない・・・とか。　相槌が一度もない・・・とか。
自分の話しかしない・・・とか。仕事の愚痴が多い・・・とか。なんだか疲れますよね。
初対面の人に対してそのような態度を取っているようでは、その先は絶対にありませんよね。

極端な例でしたが、そのように何となく一緒にいて疲れる方々って確かにいると思います。
そのような方々に「どこそこを注意しましょう」とか「こんな話をしましょう」のような
アドバイスは似合わないのです。部分、部分ではなくもっと本質的な人としての部分ですからね！
そのような人としての常識、マナーや礼儀は普段から自分が意識して学ぶことですからね！
その基本の部分が出来ていないとおそらく結婚への道は本当に遠くなると思います。
男性として、女性として、そして大人としての礼儀作法や最低限のマナーを意識することですね。

その基礎の部分ができていないのに小手先のテクニックだけ覚えても何もならないのです。
結婚してからの方が長いのですから、小手先の技ではすぐにボロがでると思います。
何も難しいことを学ぶ必要はないのです。まずは以下の様なことからです。
人が嫌がるような事はしないで、人が喜ぶようなことをいつも考えているだけでいいのです。
明るく前向きに人生をとらえ、人が喜ぶことを考え実践していればいいのです。
そういう素敵な人同士が出会っても、上手く行かないこともあるのが結婚です。
しかし、そのレベルまで行くと結婚はとても近いものになってくるのだと思いますよ！

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