譲った部分は、相手の思いやりで埋まります

2013年4月2日 2023年11月10日

武市潔

半分だけでもいいから相手に合わせる。
半分と言わずに全部出来たらカッコイイですね。我慢し過ぎで体に悪いかもですが（笑）
7：3だったり、6：4だったりでも構わないから相手の事を多く考えられるようになったら結婚って実は近くなるのではないでしょうか。自分のことばかりが中心では難しいですね。
昨年、出会って数ヶ月でスピード婚された素敵な女性がいました.
ほぼ同時期に２件のお見合いが重なったのですが条件が良い方を先にお断りしました。

それはその二人の男性には、その女性にとってとても大きな違いがあったからでした。
断られた方は「結婚したらこうして欲しい」「こうあらねば」的な要望が多かったそうです。
一方、彼女のハートをゲットした方は「結婚したら全部、君の好きにしていいよ」でした。
心意気を感じるのは女性だって男性だって同じです。言われた方の嬉しさは格別でしょう。
実際に結婚すれば色々な現実があるから時には３：７だったり６：４だったりもするでしょうが、出会った最初の段階の心意気は男としてこうありたいなぁ～と思うのは私だけでしょうか？

１００％自由にできると思っても人はそうは贅沢ではないから何割かはお返しが来ますから。
そのお返しだけでも、とても幸せな生活が送れると思いますけどね～。
その練習として「半分こ」の精神なのです。二人でひとつで幸せなのですよ。
半分を自分が譲れば減ってしまった気がする半分は実は相手の思いやりで埋まっていきます。
その譲りあい加減、思いやり加減が良い感じになり居心地が良くなり幸せな気分になるのです。
「自分が」という我（が）を捨てれば、案外もっと良い物を貰えるように出来ているものです。
自分も半分、相手も半分。そこからスタートするだけでもかなり未来は変わっていくのです。