ありのままの自分で勝負をするのは・・・？

2013年7月11日 2023年10月10日

武市潔

ありのままの自分を受け入れて欲しい・・・・。
これは婚活をしている方々の中でも多くの人たちが思っていることの一つかもしれません。
「ありのまま」の自分を受け入れてくださる相手と出会えればとてもＨＡＰＰＹな事です。
では、その「ありのままの自分」とはどんな自分なのでしょうか？
例えば、朝起きたばかりでまだお化粧もしていない部屋着のままの自分のことでしょうか？
例えば、自分を変える努力も自分の条件をこれっぽっちも変える気もない自分のことでしょうか。

もちろん、最終的にはある意味「ありのまま」の自分を受け入れてもらわなくちゃいけませんが
最初の段階から「ありのままの自分」という言葉で片付けようとしてはいけないと思うのです。
「ありのまま」って、実は、今の現状のままでいいという言葉にも置き換えられると思います。
成長しなくていい、自分は変える気持ちが無いというようなニュアンスがありそうです。
女性でいえば、外見をもう少し意識してみるとか、男性でいえばもう少し女性に気を遣うとか。
お互いがお互いのことを、まだあまりわからない状態では「ありのまま」同士ではよくありません。

お化粧は自分の為にもするものですが周囲を特にお相手に気分よくして頂く為のものでもあります。
外見より中身の方が大事なのは当たり前ですが、やはり初対面の時は外見はとても大事です。
特に女性以上に視覚から恋する男性に対して外見に気を遣わないと本末転倒になってしまいます。
異性に媚をうる必要はありませんが大人の女性としての身だしなみは満たしておきたいです。
今現在の自分にできる１００％の本気を出して婚活をするからこそ何かが見えてくるのです。
自分はありのままで勝負して相手ばかり自分の希望を押し付けてしまうというのでは難しいです。

最初から「ありのままの自分」を受け入れて欲しいという姿勢では厳しいものがあると思います。
ありのままの言葉の裏には「自分は変えたくない」という気持ちが見える気がするからです。
女性の方々は男性達からどう見られているか？逆に男性は女性達からどう見られているのか？
そこを意識することが、「ありのまま」ではいけないと気づく為のはじめの一歩なのです。
「ありのままの自分」がいけないわけではありません。ただ、順序があるように思うのです。
「ありのままの自分」を出すのは相手と親しくなってからの方がいいのでは？という事ですね。

初期段階は特に「気をつかう」という事です。ありのままではなく意識して気を遣う事です。
気をつかうとはそういう事。
相手の為に少しでも気を使えば「ありのまま」ではいられないと思うのです。
気を使わない関係がいいと思うかもしれませんが人と人は無意識でも気は使って生活しているものですからね。どんなに仲が良い関係でもお互いが「気を使わない関係」なんてありえませんから。
気を遣っているんだけど、お互いに気を使っていない様な気持ちでいる状態がベストだと思いませんか。そして、そこまで到達した時点でつかう「ありのままのふたり」という言葉は心地良いです。

夏になりましたね～。
昨日は休みをとって熊本の小国町にある「鍋ヶ滝」に涼みに行って来ました。
女優の松嶋菜々子さんが生茶のCM撮影で昨年訪れた場所としても有名だそうです。
なかなかの絶景ポイントで滝の裏側からも滝が見られる珍しいスポットです。
涼しそうな写真で、少しでも涼（りょう）をとってくださいませ^^/

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